Cookieとは

クッキーの目的と利点
サイト側がユーザーに適切な情報を提供できることは、ユーザー側にとっても利便性の向上につながるため、ユーザー側とサイト運営側の両者にとってメリットが多い仕組みといえます。

ユーザー側の利点
何よりもサイト閲覧の利便性を向上させることです。
例えば、Cookieによってログイン情報が保存されていれば、何度も訪れるサイトで毎回IDとパスワードを入力する必要がなくなります。

サイト運営側の利点
サイト運営側にとっては、会員制サイトの運用に有用であり、最適なコンテンツを発信することが可能になります。

閲覧しているブラウザでユーザー自身が独自に、クッキーを拒否設定することもできます。
ブラウザの設定でCookieの拒否設定ができますが、サイトによっては正常に見れなくなるものもありますので注意も必要です。
また、保存されたCookie情報はいつでも削除することが可能です。
設定・削除方法については、Net上で各自検索してみてください。

特にEUからの訪問者が予想される場合は要注意です。
一般データ保護規則(GDPR)という規則でEU圏内からのアクセスがあった場合にサイトでCookie(クッキー)を利用して情報収集している場合はそれを知らせて了解を取る必要があります。

Cookie Consent
多くのサイトがCookie利用していますが、ユーザーの了解を得ずに行われているケースがほとんどです。
Cookie Consent機能を使用すれば、このページのようにCookie使用のお知らせをして、「了解」をとることもできます。ユニゼロワンでは、Cookie Consent機能を取り扱っています。（このページの右下に表示されるように設定しています）

Cookieデメリットと危険性
Cookieの情報によりユーザーの嗜好が分析され、対応した広告が表示されるようになることがあります。時には過度の広告となり、うっとうしいと思われる方にはデメリットです。
このような使い方をされるCookieはサードパーティCookieと呼ばれるもので、サイト運営者側でのファーストパーティCookieとは異なります。ブラウザで、サードパーティCookieのみを拒否する設定もできますが、昨今Google社がサードパーティCookieの使用を禁止する方向に動いています。（2024年廃止予定）
Webサイトによっては、Cookieに個人情報などの重要なデータが格納されている可能性もあります。しかし、本来は取得できないはずの別のWebサーバー用のCookieの情報を取得できてしまうというWebブラウザのセキュリティホールが過去に発見されたこともあったため、現在Cookieはクライアントコンピュータにおける情報セキュリティ上のひとつの懸念事項になっています。

快適にウェブサイトを表示し閲覧するためにはCookieは必要ですが、信頼できるウェブサイトのみのCookieを許可することも必要です。